宮花楓のお気に入りの歌一覧
九鬼倫子
三年が机を下げる音がする 決められないよ今すぐなんて
6
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九鬼倫子
沈殿す虚無を揺すればシュリーレン ビーカー越しの景色を濁す
6
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九鬼倫子
唯残る床の模様の規則性 あなたのかおがおもいだせない
10
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cancer
こころごと海にまぎれて消えてなお何処かで会えるとまだ信じている
4
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cancer
しあわせにいきつづけてるきみをねがうわたしのことはわすれてもいい
3
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大埜真巫子.
奥の奥 心の中の 鉱山を 切り崩しては 言葉が列する
25
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詠み人知らず
字足らずのうたに点晴するごとく弁当の余白なのはなを添う
6
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朝がお
恋重ねいつしか君は妻になりネイルの色は薔薇から去りゆく
4
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へし切
人なるは隙があるから好きになる弱音を吐けば気も楽になる
23
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へし切
花のあと春の愁へにつつまるるこころの空に風が吹きゆく
43
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詠み人知らず
希望とは最も優れし妙薬で 絶望はこれ毒薬である
21
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聴雨
うす紅の桃一輪をかんざしに心ひとひら歌にしたたむ
90
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詠み人知らず
雪白にうすべにさして人肌のぬくもり知らぬ花のすがしさ
43
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朝がお
過ぎし日のひとつひとつの痕跡は重ねて燃えて新しき芽を生む
8
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九鬼倫子
シャーペンの小さなばねで宇宙まで運ばれていく午後の水蒸気
11
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九鬼倫子
この子にも愛の定義があるのだと言ってやりたいバスケ部の瀬田
8
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もなca
かたむけた傘から空を見上げればさくらの色に染まる雨です
17
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ほの香
独り聞くぽつぽつおぼろの雨音が幸せの在り処問ひかける夜
17
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ほの香
夜桜は ゾロ目の4の金曜日 さいの目賭けてもあなたは来ない
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へし切
世の中は意地を通せば角が立ち情に流れば足をすくわれ
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