詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
からしニコフ
ためいきを毎日ひとつ放りこむ冷蔵室は開けると光る
41
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高橋 鳩
オレンジが君の肌色ぼやかして乗り込むだけの片道電車
4
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大埜真巫子.
ラプンツェル バルコニーの柵は檻 守られること自由の代償
20
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大埜真巫子.
不安感だけでヒトってしねないの毎日すこし蝕まれるの
20
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大埜真巫子.
いつだって 崖淵爪先立っていて生きるしかない 生きるしか 無い
34
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大埜真巫子.
しにたいと 泣き出す生徒を抱きしめる言葉が効かないこともあるから
121
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ぺろす
君の臓器提供カード隠れてやぶる血一滴もやるもんか
3
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鷹枕
海胆肝に朱差して錫漿の如き殻 飆飆たるサルバドール・ダリ忌に蝶の触覚
1
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紫草
薬錠は白湯で飲むなり日に三度母の言いつけ守りてよい子
17
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詠み人知らず
真夜中に三本足のリカちゃんと呟いてごらん後ろにいるよ
2
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あきなり
窓あなた工事現場のきらきらと放つ光で街ができゆく
3
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どらすた
やがて散る桜と知っているからこそただこの一瞬がやけに愛しく
6
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どらすた
木漏れ日に 小鳥集いし のどかなる小春日和に まどろむ世界
5
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だいなごーん
獅子舞の人になりたい 本当の顔は見せずに厄祓うモノ
2
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だいなごーん
おやすみのメールが届く零時五分 都市の向こうの静けさを知る
3
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詠み人知らず
化物はまことにありやと何か問ふ馬鹿し合ひつつ渡る世ぞかし
1
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詠み人知らず
この世にはどうにもならぬ別れあり「死」という業は神の御心か
8
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みなま
雨となり大氣漂ふ粒らみな地に叩きつけらるらしあはれ
3
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詠伝
圧雪に隔てられずにしっかりとアスファルト踏む喜び噛みしめ
11
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詠み人知らず
ピアノの切ない旋律イヤフォンが私の奥にとどめを刺した
5
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