団右衛門のお気に入りの歌一覧
林林
ゆずり葉は次の世代に少しずつ自律への道伝え譲らん
15
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珠海
帰り道傘打つ雨の音聞きて一人を許す夜は優しい
31
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コーヤ
しとやかな香りただよう雨の中ひそかに咲きぬくちなしの花
118
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灰色猫
清流の 苔生す岩を 食む鮎の 刻みし歯形の 逞しさかな
25
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矢車菊
霜月は少し暖かかったからやさしい記憶が多い気がする
16
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どるちぇ
ロシア語の響きがきらい予告なく君を運んでくるニコラシカ
8
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浅草大将
武蔵野に草のゆかりの春は来てむらさき匂ふ今朝のあは雪
21
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じゃこ
閃いた歌書いたメモ仕事場のどっかに置いたままやわ!うわー!
22
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只野ハル
巻き寿司も豆も要らぬと立呑の鰯で熱燗赤鬼が居る
25
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山桃
天を戀ひ樹冠を拔けし山櫻見る人もなき虚空で咲けり
16
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薫智
孤独とはひとりで過ごすことでなく生かされてると忘れてる時
170
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光源氏
冬草の枯れゆく野邊の夕間暮れ幽かに見ゆる君が面影
7
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光源氏
誰がために袖うちなびく梅の花髮のみだれを君に問はばや
19
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じゆん
「会う」じゃなく「逢う」と変換されている待ち合わせには覚悟が必要
20
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山桃
地は白く血の気も失せて冴え凍る鞘走りける鹿之助の月
8
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詠み人知らず
気がつけば切り札ばかり残ってて どれ使っても誰かが傷つく
25
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詠み人知らず
あまりにも美しすぎる夕焼けは沈んでいくのに希望に見える
79
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粕春大君
野を分かつ秋の嵐に雁がねは雲ゐはるかに月を追ふらむ
24
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ケンイチ
窓に落つ水玉模様の憂鬱に息を吹きかけへのへのもへじ
9
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庭鳥
今更に何が出来よう真夜中の洗濯物に向かう雨粒
16
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