由縁のお気に入りの歌一覧
羯磨
君が眸に火焔の疾風あるをみて若草の夫となりし日の夜
6
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うすべに
去る冬の風にほどけた赤い糸 きみの庵にも春の雪降る
20
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秋日好
歌雅離れて疎し故郷の雛の祭に咲く花々よ
20
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もみじ☆彡
遠つ人 雁の別れも 巡りけり 面影追へど 霞とおぼゆ
16
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横井 信
少しずつ刻まれてゆく飲み干したカップに残る思い出の色
10
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滝川昌之
バイパスのナトリウム灯は朝もやの雲海に浮き漁火のごと
21
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つゆふみ
ドラえもん「夢を叶えて」歌う子に再臨界をふせぐ道具を
7
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つちだゆういち
あなたとは遠く離れる以外には忘れる術が見つからなくて
10
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時雨時
生き抜いて生まれ変わって黒猫になって貴方の前を横切る
4
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坂本雅則
火遊びを消すかのように柔肌の君の残り香シャワーで流す
3
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夢士
近づきて微笑み交わす望の月覆い隠さる意地悪あま雲
16
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詠み人知らず
衝動で飛び降りたくなる真夜中に星が輝いている 畜生
4
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詠み人知らず
ファミレスで後ろの席から元彼の名字が飛び出し私を刺した
5
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まこと
リヤカーに白菜積んでの出荷みち冬の空澄み空腹いやす
4
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詠み人知らず
翌朝に目覚めぬくすりくれといふ卒寿の母と半日すごす
5
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みなま
相槌をうつものなくてひたすらに無花果の実にふくろをかける
13
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詠み人知らず
真白なる北上川の凍てつく夜は 零下十度のさえる星々
7
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雪柊
幼児とビーズで遊ぶ母の背が小さく見えて上着掛けやる
14
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KEN
衣更着の 雪の衣に 思ひ祕め 時を待つかも 櫻の冬芽
17
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朔夜
書いて消し消しては書いて又消して既往歴のみ積もるパソコン
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