由縁のお気に入りの歌一覧
光源氏
たちばなは野にも山にも見つれども今日降る雨にわび濡れてをり
19
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芳立
老いてなほ女ざかりよ西空にかかやく星の名をば問ふなり
10
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栞
三日月のように尖ったあの人の影の部分を覗きたくなる
20
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みなま
ジョバンニはその後どれだけ生きたのか誰か教えてくれないだろうか
12
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いたち
夏の日に君と集めた星の砂二人手を引き銀河に流す
4
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メンヘラ 大学生
救われぬまま生きている自分とかあの人のことがひどく悲しい
2
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龍翔
混じり気の無い人になる為に飲む ペットボトルの水の冷たさ
13
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銀ねず
樹や空をきれいと誉めている人を看取るくらいの自然というもの
5
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夏恋
待ち人はついに何処にも現れず夏を迎える砂上の約束
27
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月虹
君に詠む歌に魔法をかけたくて恋の呪文をまた口ずさむ
80
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あまおう
さよならを言われたことはあるけれど 言ったことなどなくて理不尽
30
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光源氏
人知れず袖濡れまさる小夜衣ヴィオラの調べ寄するゆふべに
10
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只野ハル
母の日に病院食をスプーンで口に運んで治れと祈る
27
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みなま
指先にとまった蝶よすまないねこの震えすら我は止め得ず
18
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へし切
夢失せて空ろとなりぬ現世に我が身を置くや息を潜めて
28
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己利善慮鬼
五月雨に追い抜かされて失恋の痛みはしとど止まず病みゆく
8
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詠伝
頬ずりの枕における暗喩とは貴方の表皮或いは粘膜
17
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みなま
お願いよあなたをわすれたくないの白いクレマチスが咲きました
6
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片井俊二
何ごとも無かったように消してゆく君の名前に打ち寄せる波
9
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泉白水
風邪を引き揺らぐ頭の奥底にじんわり光る親との記憶
11
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