夢士のお気に入りの歌一覧
へし切
雲かかるかすむ天主を見上げてはおのれが夢の坂をかけゆく
20
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矢車菊
空よりも遠くへ続いてゆくような菜の花畑 夢のいりぐち
11
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成瀬山水
夜の道並んで歩くあなたとは視線が合わずちょっと上見る
9
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矢車菊
さびしさはさびしさのままひと息に飲み干してみるレモンスカッシュ
17
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河のほとり
人の身をはかなく思へば咲く花を今年の春も見るが幸はひ
19
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只野ハル
雨上がり畳まれたままの雨傘は日向ぼっこをしたいと思う
16
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詠み人知らず
パンジーの苗が並びてデビュー待つ黄や赤の花残りは少し
8
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詠み人知らず
人波に押されて歩く雑踏に行くあても無くただ流されて
18
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愚と楽
「心から・・」の言葉を添えたそのとたん ココロの所在 ハッキリとせず
6
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詠み人知らず
まだ山は笑っていないこの都市の 早い日没 あしたも晴れる
19
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只野ハル
暖かな午後に降る雨少しなら濡れてみようか独り言する
17
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へし切
はや夢を追ひ抱かざる吾なれどせめて見らばや君が夜の夢
19
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すばる
何の日と夫に聞くも首傾げ似た者夫婦苦笑い
18
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成瀬山水
夕色の最後の足掻きもしずめられ雲も見えない飛行機の窓
6
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矢車菊
風船の糸の端っこにぎってた空に吸われた指きりげんまん
13
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矢車菊
一日の終わりにひらく「うたのわ」は顔の見えないうたびとの宴
18
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あまおう
とうとうと 窓に湧き出る日だまりに とけて今また おやすみなさい
16
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秋日好
心配をかけるばかりのバカ娘逆縁だけはしないでいたい
16
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浅草大将
わが事にあらずと胸に納めつつ夢にふらふはくれなゐの旗
5
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詠み人知らず
釣り竿がじっとしたまま時の経ち川辺に人がいなくなるかな
6
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