からしニコフのお気に入りの歌一覧
蒲公英
次に来る時はどこで何をして誰と見上げるスーパームーン
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瀬尾
満月があんまり明るいものだから、目にしみただけ。しみただけだ。
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午
粉雪に(知らなかっただけ)おおわれて庭の草たち老いた顔する
6
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高島津 諦
「別にまあ好きじゃなくても付き合って悪くはないと思う、私は」
3
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東谷実那
悲しくてでも前見据えトレモロの音響かせて日々を生きゆく
3
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あきなり
頭頂をザビエルゾーンと言うそうでザビザザビエル唱えつ洗う
3
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詠み人知らず
肌重ね唇重ね嘘重ね罪を重ねて心重ねず
6
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日向猫
洩れてくるリズム シャカシャカ楽しそう 聴いてる君は仏頂面で
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ちけ
はじまりの言葉はいつも持っていてつめの間にはさまったまま
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ほの香
母は母うぐひす餡のバタどらの大きく見えしをわたしにくれる
15
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詠み人知らず
さっきまで父をやってた鬼にむけ幼子豆を叩きつけをり
16
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あき
年の数分だけ豆を食うことが苦痛となればはれて大人ね
19
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ppm
庭に来る雀に餌のくず米を「福は内」とぞつぶやいて投ぐ
6
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日向猫
鬼遣らひ逐はるる鬼の哀しびを思ひて豆を控へてぞ討つ
28
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河のほとり
梅の花けふ咲き初めていつしかと日毎に待ちし心なぐさむ
10
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詠み人知らず
こまどりの「少し休め」というがごとレーキにとまり小唄さえずる
7
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黒崎立体
なんらかの引力だろう改札へちぎれるように駆けていく人
16
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菜種梅雨
やりたいこと、なりたいもの、やるべきこと、やれそうなこと、なれそうなもの
4
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片栗粉
読みもせず専用袋へ容れられる1週間の社会問題
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inosann
客宅で曾孫の入学楽しみと老婦が笑う腰を撫でつつ
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