ほの香のお気に入りの歌一覧
日向猫
病室の窓から見渡す若緑 陽光とともに不安も弾いて
32
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へし切
逢いたいとこころの中に聲かける愛しい故に淋しい故に
50
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大埜真巫子.
いい人に いい本に あう その時は 自分の心が きれいな時だ
68
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恣翁
眼の前を 白き日傘の回るがに 紋白蝶の楚々と飛ぶかな
57
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まるたまる
何回も見知らぬ人の名を書いてペン字練習二十五日目
13
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美津村
皿の上の最後の一つを譲り合ひ互ひに老いたり妻としずかに
91
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片井俊二
新緑を水面に映し風はゆく対称軸を五月に染めて
7
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桜園
親友と夫の三人チューリップの畑を歩くよ幸せ気分で
20
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詠み人知らず
伝言が残ってるはずお決まりの 言い訳分かる忙しいのね
14
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朝がお
卯浪立つ白き泡沫楚々として打ちては寄せる情恋とこしへ
8
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あかる
コイの尾に手をのばす子を肩にのせ 笑う君だけいないこの春
6
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水ノ衣
隊列を組む白鳥の先頭の責を想いし冬の空かな
28
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へし切
老いぬれば愛しむ命のはかなきを思ひて刹那を大切に生きる
24
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詠み人知らず
暮れなづむ春の夕べの家路来し我をむかへて小望月出づ
12
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あかる
「おとうさん」そう呼ぶいとまもなく逝きし 君をいまだに「さん」付けで呼ぶ
8
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みやこうまし
かくなるとは 思いもよらぬ絆かな 認知の妻と運命分かつ
29
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朝がお
大義とて我も我もと寄るけれど責任かかれば振り向いたら一人
5
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へし切
君のその後ろ姿が好きだからだまって見つめてそれが幸せ
32
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大埜真巫子.
誰にでも 砂漠みたいな孤独あり 旅するように 歩いていくだけ
35
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詠み人知らず
十三の五叉路の脇の七星屋 よくも素数で纏めたものだ
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