裕月のお気に入りの歌一覧
ケンイチ
線香を一本焚いた ふるさとよ。 一緒に眺めた夕陽を背中に
15
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聴雨
夕日みて息子とふたり明日の日が晴れか雨かを語る幸せ
26
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聴雨
訥々と初見の楽譜弾くごとくまた落ち初むる雨音しづか
22
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聴雨
時を知り風なき道にひとひらの涙のごとく落ちる花びら
20
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きりあ
どうであれ詠えることに感謝して人もそれぞれ歌もそれぞれ
16
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向日葵
まだ何か家族と言うには物足りぬ君と並んで柏手を打つ
11
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螢子
城山は桜紅葉の帯締めて時雨るる中に凛と立ちたり
10
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ケンイチ
返信に書くことリストがあふれてく 昨日の夢や、初雪のこと
17
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粕春大君
枯枝にひとひら残る錦葉は今宵の秋のかたみなるべし
23
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銀ねず
街灯に照らさるる雨ひとつずつ領域をもち夜を奏でをり
14
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詠み人知らず
現実と理想をつなぐ連絡路 とちゅう小さな喫茶店あり
14
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山本克夫
そのままでいられるかなんて判らないわたし表面張力のぎりぎり
11
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仁 呼
裏路地の電信柱 縁取りて すみれ咲けり 愚痴も零さず
9
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仁 呼
梅の聲 すみれの語らひ 春を告ぐ 寢言も云はず ねこやなぎの芽
12
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音波
泣くことは生まれたときから知っている 笑顔はたまに復習をする
48
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ましゅまろ。
おもむろに出してくるのはいちごプリンプレゼントですと照れながら君
5
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由良
綿雲が散りばめられた冬空を眺めているの子猫一匹
4
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卯月
今日もまたひとりの家に近づけず本屋をいくつ彷徨うつもり
67
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リンダ
最初とは違う想いが交差する恋人でなく友人でもない
5
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車男
風止みて写実派になり 草もみじ艶やかに描く池の面の絵師
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