へし切のお気に入りの歌一覧
只野ハル
雷鳴の音圧家を揺らし我布団の中で身を固くする
7
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詠み人知らず
好奇心旺盛なるかその犬は見るもの全て匂い嗅ぎたる
10
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月虹
茶目雄とふ名付けられたる猫のをり名は体を成し茶目っ気を得る
27
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桜園
もう何本をとつたのだらう一日おきの採血ずつと續けたまうて
8
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秋日好
まじめびと味気ないのが玉に瑕恋に陥る危うさの無さ
7
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秋日好
好きだけど抱かれなくてもいい相手そういうひとが増えていくんだ
13
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秋日好
なぜ抱くのなぜ抱かれるの現し世のひとの契りの脆くもあるかな
10
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詠み人知らず
いっせいにねぐらに帰る鳥の声賑わう空を夕陽が染める
12
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浅草大将
右ひだりどちら向いてもお手上げでわたる世間の横断歩道
9
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小幸
飛び出した「好き」の言葉は北風に絡み取られて君住む街へ
7
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詠み人知らず
両極の夫婦の味の好みなら 妻を優先させる我が夫
17
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つゆくさ
今晩は 細い三日月空浮かび 澄まし顔して下界を見てる
8
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デラモルテ
霜降の晴れ渡りたる強風に木々は搖られて落ち葉舞ひ飛ぶ
8
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淑乃さと鹿
頭垂れ 雪積もらせて 君を待つ春来たならば 雫垂らして
4
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祐鈴
いつまでも咲き続き居る朝顔の蔓カサカサと干からびていき
4
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紹益
刹那的 快楽求め 抱き抱かれ 理屈理論の 入る余地なし
16
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詠み人知らず
こんなにも打ちのめされて窓の外陽は降り注ぐ誰のもとにも
4
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詠み人知らず
言葉から始まる恋はもうしない飛べない鳥にも意地があるから
4
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速魚
あなたでも良かったのだとふと惑う灯のない家に辿り着く時
24
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速魚
狩りに出て獲物に会えずぐるぐると迫るスーパー終了時間
14
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