朝がおのお気に入りの歌一覧
美津村
靴の音二十歩ほども聞こえしが夜霧の街に消えてゆきたり
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詠み人知らず
本心を誰にも見せぬあの人は強がりなのか臆病なのか
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河のほとり
ゆふぐれは風こそかよへ住む人のありとも知らぬ草のいほりに
12
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灰色猫
消えていく 蛍のような歌心 あとちょっと もう少しだけ 光ってみせて
23
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詠み人知らず
鶴折りて千の願いを畳み込み色とりどりの愛を重ねる
14
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詠み人知らず
ストレートクロス打ちの違いなど知ったか語るアニメ見ながら
2
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ながさき
千の風 宇宙の果てに 飛んで征け いつか必ず 会える日来るよ
5
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詠み人知らず
母上に花を送るの嫌だから 今頃りんご持って行ったよ
19
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香月
心にも帳降りゆく宵なれど君を想へば闇に消へゆく
7
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村上 喬
こめかみに鈍く「あの日」が痛み出し街路樹たちもゆらぎはじめる
12
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村上 喬
この道を左に行けば約束は「あの日」のままに置き去りのまま
17
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ほの香
川沿ひの闇に溶けゆくささやきの淀んで残るぬるき湿り気
11
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ほの香
フリスクの粒さへ無限に出てくると錯覚誘ふ夏に向かふ日
11
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ほの香
お名前と問はれて答ふ君の苗字に 空気 と 時 が止まる間が空く
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小林道憲
目に染みる緑 湖水に映りたり 水面に山のあるごとくして
25
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詠伝
お互いに定めて明かさぬルールがある脚を押さえて親指噛んで
6
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春咲
人知るや 思ひ草にて 忍ぶれど 鳴かぬ蛍の 身よりあまりて
14
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詠み人知らず
持ち主の分からぬ恋が落ちている、ほんとは恋「に」堕ちたいものを
23
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紹益
君がこと 忘れてしまう その度に 上書きされる 強い記憶に
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夢士
車窓から眺めた植田早や七日青田となりて苗の影ゆれ
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