高見澤マツノのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
大風よ人の汚れを吹き飛ばせ ついでに夏を海へ押し出せ
13
もっと見る
日向猫
無花果の果肉の色の柔らかさ優しい甘さ濃厚な余韻
14
もっと見る
海月琉珠
三十路過ぎ少女やり直す傍らにずらりと並ぶ大島弓子
31
もっと見る
みなま
去るものは追わず来るもの拒まずのうたのわなれど寂しさつのる
14
もっと見る
みなま
永遠に交わる事なき道であれ 幸せ願う遠き彼のひと
15
もっと見る
詠み人知らず
うまいなぁサラリーマンの川柳は お茶を飲み飲みどちらもうまい
14
もっと見る
日向猫
貴人 鯰 ヴィオロン 奴 と変幻す歌のこころを惜しみ溜息
20
もっと見る
五穀米
このところ顔を歪めて我が内に切りて潰して死なぬ腫れ物
7
もっと見る
律
夏終わり 立ち止まる理由もなくなって 歩き出さなきゃ、遠く遠くへ
3
もっと見る
恣翁
夕風の吹きて 水面に細波を走らせ プールはひっそりと在り
30
もっと見る
詠み人知らず
待ちわびた土曜の午後は君んちの 指定の場所でごろごろするよ
9
もっと見る
斗環
半袖の肌触れる風もの悲しスクランブルでひとり佇み
5
もっと見る
斗環
濃尾の地終の棲み家とならねども共に寄り添ひ永遠に勵まし
8
もっと見る
みなま
三人で完成したら行こうねとサグラダ・ファミリア見てたあの日々
12
もっと見る
日向猫
「ほんたうのさいはひ」のため己が身は大循環の風となるとも
18
もっと見る
恣翁
今こそと はやる思ひは止め処無く 狂ほしきまで精を放ちつ
22
もっと見る
みなま
亡き夫と過ごし暮らした白猫は時折 嗚呼!と空見つめ啼く
11
もっと見る
文麿
短くも樂しき日々の過ぎ去りしここに憩ひしことに感謝を
24
もっと見る
恣翁
逞しく 死なず在りつる秋の蝶 黒土の上を無様に踠けり
19
もっと見る
詠み人知らず
軽々と死を口にする阿呆ども 切り株の輪を見たことあるか!
11
もっと見る
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
>>