朔夜のお気に入りの歌一覧
わかばみち
一体に何を恐れているのだろう悪い方へと考える癖
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滝川昌之
ゴッホには届かないけど夏空に描けと蒔いたヒマワリの種
22
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灰色猫
泣いでもい笑っでもいお日様ばのんびり食ってみんな生ぎでら
15
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滝川昌之
退職の返礼品のハンカチで先輩倣い汗を隠そう
18
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へし切
曇りなき鏡も裏を照らさぬを知るが誠のひとの道かな
12
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ななかまど
吹くたびに山桜の花舞うものを卯月の空はさわやかに青
12
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河のほとり
夕月夜かすむあはれも許さじと花なき峰にすさむ山風
11
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KEN
遲霜に 耐へて黄金の 木五倍子咲き 撓む千手に 笑みの滴る
13
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滝川昌之
「初めてのお使い」くらいの危うさを見抜かれぬようスタバオーダー
20
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さいおん
由原野尓 漕往公乎 何時茂 吾将待居 日乃明来者
15
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灰色猫
風であることをやめたら口笛も草の匂いも呼吸でさえも
14
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河のほとり
宿るべき花をたづぬるうぐひすの声もほのかにかすむ山のべ
14
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へし切
藤波の思ひまつわる面影にわびて来鳴かむ山ほととぎす
13
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ななかまど
俯いて大事な話しをするように掠れ掠れに堅香子の声
12
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横井 信
雨の日は暇を見つけてストレッチ頭をよぎる来し方の色
13
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灰色猫
ジグソーの最後のピースをはめたとき誰かを失くした気がしませんか
15
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可不可
独り暮らし語らふ子ら横目に 自宅から通ふ私
6
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KEN
まだ熟れぬ 赤葡萄酒を 指先に 溢すかの如 かへるでの咲く
11
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へし切
五月待つ み空におよぐ鯉のぼり 君よ のびのび大きく育て
12
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灰色猫
誰かより優れた人になるために描いた夢は芸術じゃない
15
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