祐鈴のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
厳しさの匙の加減が分からない だから君にはミルクと砂糖
19
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みなま
ハンドルに夫の名前を呼んでみる曲がる時だけ一旦だまる
12
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恣翁
別荘の窓の閾に腰下ろし 陽の射す脛毛を眺むるばかり
12
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潮月繁樹
お日様に微笑み返す向日葵が我が家の庭に今年も咲けり
27
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林林
つい母のお箸とお皿をバーベキュー ひょっこり帰ってくればいいのに
15
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林林
先生の管轄外で起こってる仲良しに見える主従関係
17
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恵
毎日が近すぎたから「どうしてる?」言えずにどんどん臆病になる
23
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潮月繁樹
初夏を抱く浴衣姿の君を抱き生きる証を指で確かめ
27
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コーヤ
ラベンダーただよう香り紫が心と体穏やかにして
12
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恣翁
夕暮れの枝に 鎮もる魂のごと しがみ付きたる ゴマダラカミキリ
22
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風花
春咲いた桜の横にさくらんぼキャンディーのような百日紅咲く
19
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まぽりん
夜もすがら硝子戸たたき訪ふ雨も明くる朝は雲隠れけり
35
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詠み人知らず
のぞみなど叶うはずなき凡人は せめて指定の 席につきたい
21
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美津村
過ちて田に落ち雨に打たれしと配達員の死の記事短かし
14
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詠み人知らず
固すぎる理論を捏ねていたもので 大島弓子 読めば混乱
9
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十和子
来年は誰かと七夕祭りへと書き付けた吊るすあてのない短冊
10
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恣翁
蒼苔に 鳥の足跡あるばかり 訪ふ人なき庭 雨の匂ひす
24
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コーヤ
ラインにて孫の写真を送り来て純真な顔こころ癒され
12
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潮月繁樹
右曲がり左曲がりのデコボコの我を思わす獅子唐芥子
22
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林林
雨の日は傘何本か持ち出して空き地に隠れ家作りて籠る
13
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