祐鈴のお気に入りの歌一覧
野々花
枕元そっと置かれたプレゼントおばさんだってサンタは見てる
11
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ゆりこ
高島屋ヴィトンの前で紺色のダッフルの彼どうしたろうか
14
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灰色猫
つい恋の 魔法唱える 僕たちは 多くを求め 傷つけあうね
30
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詠み人知らず
携帯が弁当よりもデカいころ 持っていたよと 威張るおじさん
17
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野々花
散らばった夫の抜け殻集めたらおまかせコースで洗濯託す
15
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千映
大掃除出来た部屋から来年のカレンダーの表紙を剥いで
15
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林林
クリスマス 叔父伯母家族と来春の母一周忌相談の夜
16
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コーヤ
老いなれド年の迎えは楽しみで準備あれこれ心弾みて
18
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へし切
コンビニでケーキをもとめ 静かな夜 ひとり祝ふや クリスマス・イブ
26
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大さん
はじまりに終わりを見てた いつの日か濁った水は澄んでいくのか?
30
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美津村
木の札を叩き合せて鯛を競る混るハコフグ蹴飛ばしながら
4
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美津村
尾を切りし冷凍鮪の並べられ蒸気あがりをり射しくる朝日に
5
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恣翁
薄霜を帯びたる濡れし軌条こそ バラスの群れの上に佇め
12
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へし切
久方に卓を囲みて笑い声箸がすすむよ楽しい昼餉
22
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白黎
葬式は生きゆく人のためにあり そんな感じの君との別れ
13
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野々花
控え目な母の一生例えたる枇杷の小花が葉陰に匂う
16
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灰色猫
焼き芋を ふたつに割って はんぶんこ 大きいほうを くれる温もり
30
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コーヤ
ブナ 紅葉 楓や蔦の移ろいは秋を染め抜く 妙なる朱よ
11
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十和子
これはほら別にそういう意味じゃない 急にペプシ派になった夏の日
4
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美津村
小学生の吾子の使ひし鉛筆が幾十本もまだ残しある
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