祐鈴のお気に入りの歌一覧
風花
異国語の取説抱え足掻きけむ吾に足りなきは共感力なり
23
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あまおう
打たれたら 即、ずぶ濡れになる雨に 歌を詠んでる 暇潰し駅
23
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へし切
淋しいとひとり夜空を見上げれば 弓張りの月 微笑むようで
32
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夢月
悲しみに曇る心を空が呼ぶ眩しき青にハナミズキ咲く
28
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詠み人知らず
雨靴でそろりと入る水溜まり 満足そうな あの子はわたし
65
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詠み人知らず
昼食に流れる寿司を食べながら きみと一度も来てないと知る
18
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恣翁
幼虫の亡骸に似し 長き灰落とし ゆっくり火を揉み消しつ
18
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あまおう
気のせいか 葉っぱが大きくなったかな 気のせいだよな やっぱ、気のせい
21
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まぽりん
夕闇にたどる吉野の山道は梢かすめる月をしるべに
29
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あまおう
幸福で満たされたこと無いけれど 誤解が解けたような青空
30
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あまおう
花よりも青葉が染みる公園は デートもいいが 遠足がいい
28
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詠み人知らず
去ればこそ いま君の美を讃えよう 桜よ実は 愛しているよ
14
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林林
「今回の遠足いろいろあったよぉ」「何があったの?」「ママには内緒」
27
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風花
清純は清純同士集まりて差し色知らず白躑躅咲く
16
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風花
満員を押し込む我も押し込まれ詰め放題の電車に乗れり
16
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詠み人知らず
お隣の生活音が聞こえたら 春の尽だと窓がささやく
19
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林林
法要も納骨も終え戻り来る 実家のひと間 がらんどうかな
16
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へし切
お願いと道行く人に手をふりつこの機ばかりにつくろふ笑顔
20
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みなま
オレンジの雛菊にぎる幼な子の写メ撮るだけの父もまた稚し
8
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あまおう
光速で ぶつかりあった 素粒子の 衝撃による ときめきだとか
21
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