村上 喬のお気に入りの歌一覧
へし切
わびぬれば君が面影とめおきて独り臥す夜は夢路を通ふ
32
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まあさ
自信家の君の内なるストレスを午前三時の歯軋りに知る
82
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灰色猫
無料版ウィルスバスターが見つけたる薄汚れたる私の悪意
24
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西村 由佳里
白雲が山肌なぞり過ぎてゆく梅雨の晴れ間の尾根の道筋
7
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詠み人知らず
舗道まで散り重なれる山茶花に 音なく冬の雨降りやまず
25
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詠み人知らず
すれ違いだらけのまにまに憩うへば 河辺で見上ぐ夜空も嬉し
7
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富鴨
君だけは笑って生きて欲しかった 星のかけらとアノマロカリス
8
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詠み人知らず
校舎を汗かきながら駆け抜ける 冷たいジュース片手に持って
4
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海恵ふきる
段落の構成なんてあとにしてあなたを知りたいこくごのじかん
9
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海恵ふきる
土砂降りに傘で斬り込み駆け行けば喪服に変わるセーラーの紺
4
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桃湖
明日また会えるといいなそんな日がつもりつもって恋のはじまり
19
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千映
古希くれば骨がコキコキ音がする笑い話で済めば嬉しい
12
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橙田千尋
真夜中の孤独は全て足裏に優しい点字ブロックのふくらみ
6
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リクシアナ
すじ雲の行方知らねど連れ立てば牧柵こえて絡む夏草
21
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恣翁
客帰り 空しき部屋に 酒尽きて 夜風入るれば 月ぞ訪ひける
24
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コーヤ
情熱も熱き心も崩れゆきブーゲンビリア夜砕け散る
20
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詠み人知らず
曇天にそれでも灼けたアスファルト 熱風纏い 動かぬ思考
22
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沙久
ひたむきに「学び続ける」 葛藤や 恥や焦りも 引き受けながら
21
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灰色猫
露草の湿った匂いに包まれて水無月祭の参道歩む
34
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いわなおいびと
工場の水銀灯に反射して切りゆくネジは五色に光る
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