村上 喬のお気に入りの歌一覧
みん
いつだって 自分のことを 愛したい くせ毛の髪も 丸い身体も
13
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詠み人知らず
絵の具を全部混ぜたような空の下忘れられない彼の一言
16
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朝がお
いつからか母の背中の小さきに車いすのみ大きく見えて
23
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おとめつばき
お父さんごめんね 期待に応えうるだけの器量が私にはない
9
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おとめつばき
半袖で出かける季節になるたびにあの青春が薄まってゆく
7
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千映
合掌をしても戻らぬものなれど何も出来ない吾が歯がゆい
20
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滝川昌之
夜遅く帰る子供に慣れてきて慣れることない妻を気遣う
112
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沙久
残された者と残して逝く者の辛さを天と地が分かち合って
27
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コーヤ
ペダル漕ぎ 触れゆく風の 暖かさ のどかな春を 胸で受け取め
32
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ながさき
弟子となり 師匠となるも 宿習か 過去が積もりて 現在となる
23
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inosann
口論の父母が伝えるメッセージ息子の部屋まで響け届けよ
19
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只野ハル
付録の卓上自走掃除機目当てに少女漫画を買う大人がいる
10
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石川順一
木の椅子はよく揺れますねラーメン屋例えば荷物を置いただけでも
30
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へし切
思ひつつ恋をし恋ひば夢にいづ身は老いるとも青き春かな
29
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月虹
常識を振りかざす人の非常識受けて立たぬも生きる知恵なり
1228
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沙久
君の声再生してみる六年を経てなお大事な存在だから
21
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九曜
だからわたしが間違っていたのだろう握れば固まるみぞれのように
6
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まあさ
看護師の「戻って来たらだめですよ」声に押されて病棟を出る
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沙久
たじろがず斬り込んで行く前線で「ワーキングプア」と指差されても
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詠み人知らず
指離れ 淋しげな微笑ひとつ咲き 雨にとけゆく きみの残り香
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