村上 喬のお気に入りの歌一覧
沙久
同じだけの熱量相手に求めても等しくはならぬ期待の法則
80
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亜貴
もう片手ほどしか着ない制服が部屋に静かに佇んでいる
11
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海月(みる)
あなたには特別な人がいるけれど振り向かせたい 何だってする
5
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さきな
ハムエッグ作るキミの背に抱きついてぬくもりぎゅっと噛みしめる朝
7
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さきな
「酔ったかも?」と琥珀色のカクテルでキミと踏み出す大人の一歩
7
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南美帆
丁寧に書き順数え同じ字を綴る娘は祈りにも似て
15
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紫草
倦怠は任務完了の翌日の静かな午後に降り積もるもの
23
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紫草
嘘吐きは寂しかろうな手の甲を返す仕草のそのたおやかさ
22
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己利善慮鬼
火にかけた鍋より湯気が立つように惚れてしまった厨の君に
7
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矢車菊
未完なる歌のごとくに春を待つつぼみはいつか花と咲くため
28
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麻
優しさになごりの雪もうちとけてさやかに見ゆる若菜なりけり
28
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たかなしゆり
ありがとう街灯 私たちの影は恋人のように歩いています
10
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白黎
盲目で在りたくないと云う体の盲目抱えて渦に消えゆく
9
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サブリナ.
愛に似たあの日の夜の抜け殻が残ったままで駅まで走る
6
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灰色猫
風光る 芽吹くあぜ道 駆けてゆく あの子は春へ 向かっているね
38
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へし切
離れがたき妹がなごりの夫婦雛あの日のままに笑みて寄り添ふ
33
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コーヤ
微笑みも思い思いの心してそれぞれの向きクリスマスローズ
25
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ゆりこ
教室で恋の始末を教わらず正解探しうろつく書店
24
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林林
出張のパパの布団に潜り込みぎゅっと目を閉じ眠る幼子
22
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野々花
この指のひとつひとつに灯を点し夜に溶けゆくマニキュアの紅
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