日向猫のお気に入りの歌一覧
あまおう
ほの暗い 蛍になってしまっても 貴女の水は甘いから、好き。
22
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春咲
露間に 差し入る影に つつまれば 雫のかがやき いかばかりなむ
11
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紫草
逢えぬ日を数えることに飽きのきて花にあふれる君の家、庭
21
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へし切
世の中にできる奴だと認めても何故か嫌いな奴っているよね
17
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桜園
匂いたつ初夏のばら園にたたずみて子らのはしゃぐ声をききおり
17
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みなま
つぶやいたたった一言咎められ世間全部が敵に思える
9
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ふきのとう
幼子はしろつめくさの首飾りを宝のようにかけてくれるや
19
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みやこうまし
青緑黄緑さやか木漏れ日のカーテン分けて樹林を過ぎる
13
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五穀米
患者には悪魔でありき腫れ物の切れば一辺二センチ余り
7
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夢士
今日はこれ無理せず手帳閉じ擱きて歌の流れの整わぬ夜
12
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九鬼倫子
一度目の雪を怖がる犬といて浜辺で泣いた日を思い出す
12
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南美帆
サヨナラと言うこともなく波が寄せ引いてくように削除する恋
17
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ほの香
遠景に浮く観覧車に赤い月 見惚れるままに雲隠れにし
9
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祐鈴
おひさまがキラキラ輝く青い空。昨日振られた。灰になりそう。
6
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へし切
何気なく声を出し唯笑うことそれだけの事それが出来ない
18
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灰色猫
月満つる 夜の堤防 夜釣りして 玄界灘を 眺めた少年
11
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片井俊二
枝ぶりを競う五月の松の木の伸びゆく新芽空へ引かれて
12
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葵の助
二人とも正論どちらか折れないとたまごが空へ消えてしまうよ
4
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南美帆
こらえてた重い荷物に耐えきれず流れる涙止まらないもう
10
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ながさき
ふるさとの 鹿島前の海 懐かしき 亡父と泳いだ 思い出の海
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