日向猫のお気に入りの歌一覧
南美帆
食べる寝る走って笑う歌うたう動詞の変化、黒板に書く
9
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inosann
白鷺が大きな羽に身をゆだねゆらりを川面を飛び立ち行けり
26
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falcon
とおき日のリラの微笑みうつろへど慕ふこころの永久に生くべし
8
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村上 喬
配架され手に取られるのを待つ古書は日々をこうして静かに過ごす
11
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ふきのとう
画用紙に色鉛筆をすべらせてえんどうを描くたのしみを知る
17
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恣翁
淡々と 平易な歌を詠みゆかむ いつか詠めぬ日 訪るるまで
37
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へし切
背と言ふ歳を重ねた顔がある言葉持たぬが心に残る
22
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夏恋
ひいやりと月光滲む真夜の海岩場から駆け出す貴女の幻
9
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夏恋
余裕なく安定もなく振幅し揺れ続けるのが恋というもの
15
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詠み人知らず
鈍色の日本海が迫りくる越えたくもなく飲まれたくなく
11
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南美帆
今はもう知らない人になっており物語るのは静かな携帯
14
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てきと杉立
うそつきの鑑よかがみお月様どうか今宵も綺麗に魅せて
3
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灰色猫
悪鬼となり すべて壊してしまう夜 あなたの歌が 私を救う
12
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灰色猫
夜明け前 深い藍色 澄み切って 心の塵を 払う静謐
12
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灰色猫
藍色の 夜空に浮かぶ 満月の 力に応えて 海が産まれる
22
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詠み人知らず
今吾は幸せですと其ればかり呟き過ごす退屈な日々
13
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詠み人知らず
吾はこれを雑記帖だと決めている暇人倶楽部のひとつでもいい
10
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詠み人知らず
爽やかな朝だねきっとこんな日は思わぬ災い招くだろうね
7
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南美帆
真夜中に花とケーキを携えて逢いに来たのは王子様かな
11
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詠み人知らず
夜半過ぎ呪いの音が落ちてくる消えた文字列しかばねの列
10
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