あんこのお気に入りの歌一覧
祐鈴
「正しさ」は、皆それぞれに持ち居りて、ええやん、白菜タテに切っても
24
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なな生
空遠く月は凍えて光りおりつないだ手から別れの予感
32
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日向猫
橋という建造物を渡るとき意識の底に決断がある
18
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へし切
卓上に首をかしげて困り顔吾を見つめる水仙の花
54
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inosann
机の上成人式の着物きる写真の娘に月日は流るる
10
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詠み人知らず
路ゆけばいつも気になる柚子の実の葉陰に覗く空の青さよ
20
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デラモルテ
せきれいの遊び來たれり仕事場にほつと息つき見上ぐ冬空
10
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みやこうまし
人並みの幸を望まず腐らずに歌など詠みて介護に励む
13
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詠み人知らず
淡雪を踏めばキュッキュッと悲鳴あげくすぐったいよと靴は笑うよ
18
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へし切
ヘタでいい素直に詠めばそれでいい 生かさる今の音色を求めて
22
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南美帆
終わることわかり切ってるけれどなお落ちたくなるの恋というもの
8
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デラモルテ
月の裏見たがり屋さん待ちぼうけ月の表も未だ遠かり
8
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如月弥生
恋しさは届くこととはかかわらず 実らなくとも恋はただ恋
3
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inosann
間違いなく呼吸する度近づいてる生まれて吐いた息を吸うとき
8
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光源氏
移り香の袖打ちしめる涙川ただ春の夜の夢と知るらむ
16
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らてん
世の中は 平等なわけないけれど 幸せくらい やって来るから
6
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詠み人知らず
難解な単語ならべて捏ねまわし 何だったんか分からなくなる
15
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詠み人知らず
「開けとくわ」窓に隙間を少しだけ はぐれた猫が戻れるように
12
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更紗
すねるのは一言がほしいだけなのに女心のわからない人
26
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紫草
終日を冷たき雨が打ったとて洗い流せぬ偽りの量
22
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