おおしまゆきこのお気に入りの歌一覧
日向猫
橋という建造物を渡るとき意識の底に決断がある
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日向猫
七草の粥に溶け込むモザイクに赤や黄色もあった遠い日
25
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日向猫
人が減り急に寒さを増す部屋に気温は基準じゃないと知らされ
15
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inosann
「この一年大丈夫かなぁ?」の問いかけに妻「大丈夫!」ときっぱり返す
16
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へし切
初詣ちょっと遠出の散歩道家族の幸を祈りて参る
19
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みやこうまし
賑わえど何故か虚しい空間はモールと言う名の天上桟敷
22
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もなca
あでやかな姿のままに引き際を知る寒椿の潔さかな
21
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詠み人知らず
なあ母さんなんて静かな正月だ 誰も帰らぬ新年だとは
18
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桜園
久方にうたのわのぞき友に会えまた歌詠めるはいとうれしけり
26
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あき
先輩がインフルエンザに犯されて事務所はわたしひとりのお城
15
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もぉりもり
極北をめざした骨にくちづけを野蛮な磁石がわたしにもある
6
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もぉりもり
風船をたくさんはなつ夜の森 さかなになって帰っておいで
20
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恣翁
帰らむと言ひつつ 未だ帰らざる故郷を せめて一夜夢見む
34
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へし切
大切に残る命を慈しみゆっくり生きよう萩がこぼれる
27
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日向猫
日めくりの薄さよ残る数葉をひと息に散らす勇気は無くて
21
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もなca
年経れば日々淡々と過ぎゆきて降誕祭も日常の色
19
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恣翁
寒さうに 掻き合はせたる襟巻に 顎を埋めし君ぞ愛しき
24
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詠み人知らず
大過なく賀状を書ける幸福を 君に捧げる聖夜のころに
18
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あき
ひとりずつ家族の数も減ったけどたまにはまるいケーキもいいね
17
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もなca
冷蔵庫の奥へ迷いこみ五年後に発見されたいちごジャムの瓶
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