詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
みやこうまし
短歌とは悲しいものかその動機 独りになりて遊ぶソリティア
17
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恣翁
緑蔭を作る尖りし葉に 透くる陽こそ 湖底に沈みたんめれ
36
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へし切
世の中を逆さにすれば釣り合ふか? 得する人と損する人と
22
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日向猫
声を出せ!応援しないとヒーローは負けちゃうんだよ助けておくれ
16
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ほの香
けだるさに短針止まり過ぎる刻 掟を破る春十三夜
19
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詠み人知らず
ひらひらと桜吹雪のなかあるき憂愁の美をひとり見届けぬ
18
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へし切
虚ろなる時を過ごすといふことはかくも張りなく淋しきものか
23
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大埜真巫子.
月が出て 夜空に穴が あいている あの向こうには 何が在るかな
58
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村上 喬
明け方の雨もやさしく降りはじめ こじれた過去を解きほぐす春
14
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日向猫
雨を抜けてヒーローショーがこだまする人影まばらな遊園地の空
23
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へし切
美しき女の命はみじかくて時はつれなく過ぎゆくばかり
19
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桜園
ありがとうの文字いろどりし芝ざくら見るたび心のほんのりとする
20
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日向猫
一瞬で脳内リセットその甘きフリージアの香に振り返るとき
24
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みやこうまし
たんぽぽが道辺につき来、山吹にバトンタッチす 春明けの道
14
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大埜真巫子.
ひっそりと 息づく夜に 歌たちは そっと生まれて 囁きはじめる
35
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へし切
燦燦とそそぐ日差しを身にあびて歩むる川辺になのはなが咲く
23
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日向猫
窓なぞり雨滴がつくるあみだくじ当たりも無ければ外れも無いけど
27
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大埜真巫子.
ある朝の 眠ったような病院で 誰もいない 回廊 歩く
19
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もなca
ブラウスのリボンふわりと踊らせて風かけぬける春の十字路
26
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恣翁
少年は 細身の女の円やかな尻と乳房に 欲望を編む
34
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