詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
へし切
春來ぬと梅の蕾のほころびて梢さはがしうぐひすのこゑ
24
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灰色猫
美しい 言葉を生みだす 春色の ルージュをひとつ 僕にください
40
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詠み人知らず
電線にぶら下がり軒の並びおり 光と熱を吸いとっている
14
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紹益
政治家を 動かす動機 ただ二つ 金になるかな 票になるかな
15
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へし切
うらぶれて心もこほる寒き夜は人肌恋し母のぬくもり
23
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桜園
桃色のレンテンローズの花房がなにかいいたげにわれをみている
18
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紹益
さよならも 言えずに君と お別れか 次に会うのは 来世しかない
27
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へし切
懐かしき 男の子の自慢 肥後の守 昭和の記憶 遠く消へゆく
19
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紹益
自分にも 幼き日々が ありしかと 紐で結んだ 小さなミトン
24
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桜園
なんとなく寂しさ漂う夜半にはうたをよみつつさみしさまぎらわす
18
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へし切
春を待つ夕暮れ淋し冬の空こころもしのに沈みゆくかな
20
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日向猫
飲み込んだ言葉を全て並べたら地球の裏まで届くだろうな
30
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あまおう
ラスボスと 言うにはあまりに 強すぎる ゼルエルに似た 怒りのおばちゃん
12
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恣翁
川柳 陽に煌めきて 影と葉を斑にしつつ 風に戦がす
40
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村上 喬
水底の青いタイルも朱に染めるマジックアワーに飛沫をあげる
9
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へし切
星となる君や何処と声をかけ夜空見上げば淋しさつのる
24
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日向猫
「教師」って特別枠じゃないでしょう「仕事」に責任あるのは当然
19
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紫草
水の面に落花したのは椿だろあわれ小さき音たてて逝く
27
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あまおう
レンジしか使わぬ僕のキッチンで 魔女の魔法はいよいよ冴える
32
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へし切
不毛の地かくも悲しきことばかり起きつるものかとこの世をうらむ
22
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