詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
斑鳩入鹿
野春菊雨に打たれし姿かな青紫が悲しげに見え
2
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恣翁
ざわめける木々の梢の その先に揺れて 木の芽の銀に光れり
48
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大埜真巫子.
ちく たく と 進む秒針 動かして 懐中時計 ネジを巻かなきゃ
15
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日向猫
前足を大地に わし と踏ん張って尻尾を立てた犬ころ一匹
24
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へし切
人なるは隙があるから好きになる弱音を吐けば気も楽になる
23
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斑鳩入鹿
さくら咲く可愛い蕾膨らませいまかいまかと出番待ちかね
2
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紹益
はらはらと 散りし桜の 花筏 浮きつ沈みつ 寒の戻りに
32
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桜園
花々をさらにきれいにきわだたせ夜桜見物心ときめく
13
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恣翁
側溝に 油膜の虹を浮かべたる 陰気な街を彷徨ひしかな
40
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みやこうまし
夕なずみ近衛池辺の糸桜 人影絶えてしずしず散れり
17
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大埜真巫子.
モノクロの風景は今ゆっくりと色づきはじめて心に残る
31
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日向猫
雨よ降れ 洗い流したいものあるときは 好きでもない雨頼る身勝手
21
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へし切
世の中は意地を通せば角が立ち情に流れば足をすくわれ
19
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inosann
北風と太陽の話し思い出す一枚一枚着る物へらして
13
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大埜真巫子.
春雷が 舞い踊る空 うすい青 音無く降る雨 混沌の日
24
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桜園
本当に短き命よ桜花春の嵐に花散らされて
18
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へし切
逢いたいと夢の通い路歩むれど標なき道彷徨うばかり
27
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日向猫
もうよそう誰かのために生きるのは綺麗事って疲れるからね
20
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村上 喬
明け方のホットミルクのやさしさに頬杖ついて一つ吐息を
15
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日向猫
6階のベランダにただひとひらの桜の花弁の迷いこむあり
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