深倖(白子鳩)のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
凍て星は独り佇む片割れの月がこぼした氷の涙
25
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まるえふ
あまりにも自分をさらしすぎるからうたのわ誰にも教えられない
23
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詩衣
別れ際 冷たい頬に雪が乗り 熱い雫で溶かして歪む
5
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麻倉ゆえ
生きるには転ばぬ先の杖よりも転んだ後の松葉杖が要る
6
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遠井 海
世の中はなーんもうまくいかなくて寝ぐせにさえも翻弄される
20
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雨宮
砂の上書いた言葉は波に消え海しか知らないわたしのこころ
11
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杜若 撫子
冬過ぎて涙のつららが溶ける頃 吾を迎えに来て春風となって
5
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ヨシヱ マチコ
「だんながね」「こないだうちの夫がね」どうか会話に入れてください
4
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市川春水
たのしさの後のせつなさ古もこころつらぬく「かなしさ」ならん
7
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詩衣
この夢を捨てなきゃいけないくらいなら 大人になんかなりたくないやい
10
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falcon
聞こへくる優先席の中国語杖つく人を無視してつづく
15
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あまおう
邪な僕の思いは晒さずに澄んだきみだけ映す満月
29
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まき
「飼われても良いよ」ってほら言ってみて。わんこみたいなきみ、撫でてみる
5
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青琴
言の葉よ 積もり積もつて あの人に 積もる思ひを 傳へて慾しい
9
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恵
ゆっくりと冬の西日が沈むよに冷えた私に染みこむアナタ
23
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デラモルテ
秋染むる君が笑まひし面影にこころ解けし朱鷺色の日々
5
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夢乃璃恵
心配をしてくれている優しさが どの薬より一番効くの
12
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浅草大将
死にたいという名の鯛は飽きたから死にますという鱒を食わせろ
8
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詩衣
何回も練習したけどほんとうに言えた言葉は 「好きです」だけなの
7
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まがね
三日月の船は私の車にも劣らぬ速さで夜空をかける
12
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