りゅう たいせいのお気に入りの歌一覧
夏恋
そこここに君の気配を探る秋君はわたしを探さぬだろに
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夏恋
道場の入り口に立つ幽霊を我には見えぬが君かななんて
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夏恋
デパートも世間も人権意識と言う清掃業は蚊帳の外だわ
7
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詠み人知らず
魅力って完全ではない美しさ 豊かな髪とくしゃくしゃ笑顔
19
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南美帆
出会うのが運命ならば別れをも天命として飲み込まんとす
4
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inosann
空おおう陰りを帯びし雲抜ける光りは海を緑にそめる
17
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南美帆
川沿いを手繋ぎ歩く昼下がり二時間後には母に戻ろう
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遠井 海
トリックオアトリートと浮かれる子どもらとそんな祭は認めない母
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詠み人知らず
紅玉をあつめて作るアップルパイ甘く香れば人恋しくて
12
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日向猫
清澄に煌めくような言の葉がまた舞い降りる幸せを知る
20
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詠み人知らず
玄関に小さな靴が並んでる その仕合わせに気づけぬ若さ
19
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詠み人知らず
ふわりふわ衆人のなか浮遊する この孤独には着地点なし
12
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詠み人知らず
通学の起点の駅の化粧室 改装されて景色から浮く
4
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小林道憲
わだかまり解けるがごとく梅雨空に 花菖蒲の花ほのかに咲けり
20
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小林道憲
瀬戸内の赤き入日に消ゆるごと いか釣る舟のちさき影みゆ
17
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小林道憲
薄赤きブーゲンビリアの花かざし 海辺に集う乙女子らの夏
21
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恣翁
縁側の新聞 風にはためくを見つつ 冷えたる麦茶飲み干す
21
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遠井 海
空っぽの弁当箱がこのダメな母に与える小さな誇り
20
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思恋路
先月はニートだったやる気さん今は行方をくらませてます
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只野ハル
あっさりだけど骨多し開きは鯵より秋刀魚のがよかったかな
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