紫水大夫のお気に入りの歌一覧
聴雨
日の入りの日ごとに早し夏の暮れ高き青田にたぬき隠るる
12
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聴雨
東雲に雨降り止むを待ちわびて蜩しんと鳴き初むるかな
8
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聴雨
すだれ越し落ちゆく終の夏の陽はやがて薄れる淡きおもひで
15
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でくのぼう
みたされぬこころまよひて歩くみちひとり生くるも月は照りをり
28
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さる
昼下がり蝉の鳴く声うたた寝のわれを起こしぬ読みかけの本
14
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伊織
惚れ込んだほうが負けだという勝負君に負けたることのしあわせ
7
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薫智
リボルバー式拳銃を撃つように歌に魂込め放ってく
17
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沙羅
恋愛は勝負ではないと言う君をいつかきっと負かしてやりたい
16
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庭鳥
真っ黒なあなたの髪にちらちらと白い花咲くさまを見つめる
12
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平 美盛
閉じてゆく 瞼を指で 摘みあげ 今日と言う日を 少し伸ばした
13
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笑能子
人責める言葉は総て矢の返し優しい道理を知らずして君
4
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三沢左右
ひと雨にひと日ながらのひと心地 執念く夏の明日や照るらむ
21
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三沢左右
夜をこめて夏のひと色またひとつ流す雨にぞ秋は来にける
21
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三沢左右
空蝉を深く沈めし夏の雨 琥珀まだきも雨の町色
21
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浅草大将
音に聞くせみの小川にふるきよき京都の夏の光しのはゆ
28
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はなはな
景色をも 心をも観て表現す 人それぞれの心の歌
13
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ほたる
蝉時雨シャワーのように我に降る。命と光の夏を吸い込む。
9
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薫智
帰り道サーティワンに癒されるスーツを纏う子どもにかえる
11
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きりあ
少なめな語彙を補い愛しあう雨の晴れ間の恋人たちは
15
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薫智
歌を詠む生きた証と魂を深く記憶に刻めるように
9
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