鍬乃呑のお気に入りの歌一覧
夏恋
重すぎて癒える宛てなく壊れてくひとを世間は怒り出すのだ
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もゆや
暖かいはずと体は決め込んで寒の戻りを容認できない
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まがね
食品にアレルギー持つ私だから優しい人に沢山会える
9
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いちにのパッパ
二次会の列をはずして帰る道今夜は特にひとりぼっちだ
11
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いちにのパッパ
学生のときに通った居酒屋のトイレで今夜ジャズが聴こえた
2
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三嶋
「その命 無駄にするな」と言うのなら目を見て言って「無駄じゃないよ」と
11
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りゅう たいせい
冷たくて吸えば体を清めるような朝の空気を吸いたくて起きる
4
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冴ゆ
もう二度と愛されることなどないとあきらめ笑ふ人さへも好き
3
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あまおう
眠そうな子猫に寄せる感情を思い出させるきみの横顔
34
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まがね
凍てついた空に張り付き逃げられない今夜は星が沢山光る
14
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いり子
周りより少しだけはやく傷ついたあの人のもつユーモアが好き
21
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詠み人知らず
仕合せは忘れた頃にやって来る そう信じなきゃ生きてゆけない
28
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やんや
悲しさがホットミルクに溶けていて訳知り顔で膜を張ってる
25
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杏理
ないまぜの思いで弾く特急券 ふるさと持たぬひとを横目に
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みやこうまし
図書館で居眠る人の多くあり 居場所見つけてほっとしている
18
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みやこうまし
梅園の木々に先駆け一木の白梅咲けり 春寄るを知る
14
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木綿
これ以上よくならないって知ってても見つめてしまう古い傷跡
8
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詠み人知らず
風邪ひいてひとりぼっちのコンビニの缶チューハイは水枕なり
10
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もゆや
やわらかな春の日あたる角部屋に「入居者募集」のはり紙がある
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只野ハル
駅中の立ち食いそばを改札の外から見てた昼の散歩で
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