文麿のお気に入りの歌一覧
三嶋
先生の綺麗な手やらその指に光る銀など 嫌いです
6
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芳立
永田なるみづほは枯れていたづらに山のもとより風が吹くなり
5
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三嶋
おもしろきこともなき世にきみは居り つまらぬ僕の夏の焦燥
14
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みなま
久しぶり電話の実母は姑を気遣い 吾の消息は触れず
14
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日向猫
猫じゃらし エノコログサの青い穂をなんとはなしに摘んで振り行く
17
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みなま
フルムーン女優のごとき祖母なれど電話の声の弱り様に泣く
10
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みなま
薄紅に艶やかにくねる我が胃壁普通の人より健康でした
9
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卯月
墓のなか骸は土に解かれて嵐が丘に風ばかり吹く
2
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紫草
一日を終えむと空に幕をひく光と影をたじろぎて見る
13
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みなま
黒猫は吾の脇から手を延ばしひょひょいのひょいとおでこを撫でる
9
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inosann
トサミズキの一葉にとどまる水玉の大小が同じ輝きを放つ
13
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みなま
待望の手元供養の器届き「あなたの席よ」いいちこ注ぐ
9
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日向猫
はい、そうです。その通りです。私にはきれいごとしか言えやしません。
13
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みなま
東京に行ってみたしと思へども都は遠し 吾子の住む街
10
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みなま
頼りたい人と煩わしい人と需要供給痛む胃の素
12
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芳立
これからも食つていけるね改憲の阻止を論ずるチシキジンたち
6
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まがね
全身に日の光浴び最高に輝いている今宵は満月
4
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みなま
年金の空白期間遡りやっと捕らえた昔日のかけら
9
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みなま
告知より 日常消えて 真空の砂時計のなか 生きるあなたに
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日向猫
咲き競う白粉花の紅色は露草の藍従えて燃ゆ
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