文麿のお気に入りの歌一覧
みなま
吾の上に体の重さ被せてるお願い、下りて、牡の黒猫
10
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みなま
ベランダの鉢に水遣る吾の手に朝風涼し 秋の気配は
16
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みなま
キャミソール、タンクトップの外人に事情を説ける娘たのもし
13
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みなま
猫はなぜヒトの哀しみ解るのか それとも彼が見えて居るのか
10
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日向猫
仏送り すっからかんのお仏壇 寂しいような涼しいような
18
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桜園
姑のたきしおもゆをすするれば感謝の涙頬をつたわる
20
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みなま
吾もまた白き翼を操りて 夫のもとまでプラモ届けん
17
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みなま
だからって公人名乗るあんたらが世界を逆なでするんじゃないよ
11
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みなま
大波にもまれて尚も生きようと必死に泳ぐ小魚あわれ
10
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ふきのとう
かくれんぼ 見えぬふりして探せればカーテンそよぐ幼のふたり
17
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みなま
朝ごと点す燈りとゆらぐ香にまたよみがえる喪失の日々
9
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みなま
女ひとり 生きていくのも難儀ゆえやっぱりアナタのそばにいたいよ
7
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みなま
三匹の猫等と犬とそれに亀薔薇と娘と みんな柵
7
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みなま
かき氷 いちごとみぞれ それぞれに娘と母の日々をうつして
15
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みなま
すぐ傍にどうせアナタは居ないから 猫におでこを舐めてもらうわ
9
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みなま
朗々と経を読み上げ蝉の羽の墨染めの襟に汗ひとつなし
12
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みなま
読経終え僧侶は在りし日の夫を偲びつつ告ぐ故郷に還ると
10
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みなま
唐突に実家の母よりおくられし御供ののしの箱 めんたいこ
14
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日向猫
迎え火の小さなライトがナビゲーション帰省ラッシュは風の中にも
14
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みなま
初盆に点す蝋燭揺らめいてあたかも夫が話すかのごと
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