文麿のお気に入りの歌一覧
みなま
そのうちに会えるのだから急ぐな、と旧友は諭せり溜息がちに
14
もっと見る
みなま
七夕に雨模様ならともに泣き晴れたら飛ぼうあの星の海
25
もっと見る
みなま
この惑星がアクエリアスであることを頷きあったあの日ふたりで
15
もっと見る
みなま
願わくば夫の骨には是非吾が重なりたいと願う梅雨晴れ
25
もっと見る
みなま
懇意なる医師の処方の漢方は胸のつかえをやさしく解き
14
もっと見る
みなま
もうすでに恋をしていて再婚も決めた、と話す 夢で夫は
12
もっと見る
みなま
愛用の椅子に一晩御位牌を留め置きし吾を姑は誹謗す
12
もっと見る
まがね
1年間お前の為に働いて今年も来たぞ近江牛様!!
16
もっと見る
みなま
もう恋をしてます うふふと言ったなら慌ててかえって来てはくれぬか
14
もっと見る
詠み人知らず
ぬけだした六時間目の図書室の星座図鑑で見ていた未来
47
もっと見る
まがね
夜0時見上げる空のはしっこにこれから昇る半分の月
17
もっと見る
詠み人知らず
意外にも美しい指ありまして ピアノを軽く叩いてみます
15
もっと見る
桜園
きんかんの花咲き染めし夏の庭希望うまれぬ文月朔日
21
もっと見る
桜園
泣きたいやうな思い出不意によみがえる金柑花の匂い嗅ぎしときに
19
もっと見る
三嶋
握られて握り返しただけの手であなたの何を掬えるだろう
11
もっと見る
夏恋
あの人の噂を聞いて動揺すこんなに優しい君がいるのに
17
もっと見る
みなま
三月前一年前には居たひとに手を伸ばしても触れ得ぬ不思議
7
もっと見る
春咲
世に溢る 新しきもの もしあらば いかに使はむ いにしへ人は
10
もっと見る
みなま
若竹の娘と枝垂柳の木みたいな我と生きていこうか
12
もっと見る
みなま
納骨を終えて去り際一服の煙草点して従兄弟は供へつ
17
もっと見る
[1]
<<
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
>>
[132]