ハルのお気に入りの歌一覧
朝がお
蓮月の文を読みしは候と異国にありし悲しからずや
4
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日向猫
空を見る余裕なくせば危うしと戒めにして顏を上げゆく
23
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只野ハル
バス停でステップを踏むノリのいい君もう少し見ていたいけど
4
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ほの香
すきま風季節外れの白檀の扇子片せば夏の残り香
6
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胡桃
「冷めるより妬けるくらいで丁度いい」 今はわからぬあの娘には
7
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もなca
太陽を指して翔けゆく彗星のひかりの帯は永遠の果て
15
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律
ためらいは 言いかけてやめた、唇のかたちで白い吐息がこぼれる
5
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カサイ
でもどうせタイムマシンで戻ってもわたしはきっと同じことする
21
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高島津 諦
解説をすると今のはそれとなく惚れさせるための「嫌い」ですから
3
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朝がお
夕映えのカフェでひとり君探す古びたノートに来る来ない来る
5
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午
三日前君にもらったコーヒー缶が冷めてやしないか、さわれない日
2
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へし切
泡沫の 憂き世の果てに 職を売る地に足付かず 意欲すら消え
10
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南 瑠夏
掃除機に吸い込まれていく亡骸はカラカラ鳴いて冬が広がる
4
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恵
あの人に届かなくなる日曜日この手は何を掴めばいいの
29
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南美帆
冷えた手で触り開かれまさぐられ湯たんぽみたいと可愛いがられる
4
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へし切
この道で 手をつなごうと 僕は言い君恥じらふて そっと指出し
24
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詠み人知らず
嫌いなの 理不尽・自己中・無神経・効かない薬・雨の休日
19
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三嶋
君の手で握られたままの心臓がひとりの今もどくどくと鳴る
17
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みなま
どこまでもうすーく薄く透けてって朝の露に溶けていきたい
12
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遠井 海
老いを見てしまったケーキのロウソクになかなか点火できない父の
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