花好きの歌詠みのお気に入りの歌一覧
河のほとり
夕暮れを何憂しと見し静けさや人こそ物を思ふなりけれ
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河のほとり
木の間陰すずしきほどは来る秋と夏のなごりを分きかてにする
10
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河のほとり
蝉の声すずしき瀬々の波の間になづみ消えゆく夏の暮れかな
14
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河のほとり
月清に照らす浅茅が風を無み空に尽きせぬ松虫の声
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河のほとり
山河をもみぢ葉多に流れゆくむなしき今日もそれの一枚
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河のほとり
この世なる花も紅葉もまたや見む朝かなしき夢覚むるとも
9
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恣翁
咲く花は手折らで 生命愛しむべし 青春の日々 直ぐ去りぬれば
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河のほとり
花あらば闇の続ぐとも悩はじよわが身も知らぬ後の世々にも
10
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河のほとり
春風に花と共にや散りぬべき思ひ侘びたる今日の命は
17
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河のほとり
奥山の風立ちさわぐ竹叢にあるかなきかの鶯の声
12
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河のほとり
古き家は人こそあらね偲べとや庭に咲きけるとこ夏の花
28
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河のほとり
うつせみの鳴く声絶えせぬ夕暮れにゆくへも知らぬ空のうき雲
15
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浅草大将
世の様を見ざる言はざる聞かざるの数をましらと我もなりしか
15
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ふきのとう
限りある生と向きあうひぐらしの声のわびしき秋の夕暮
10
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河のほとり
行くままにかへりやはする浮雲の旅の果てなる君がかなしさ
11
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粕春大君
夏虫のはかなきゆゑはわが身よりいづるおもひにこがれたるらむ
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粕春大君
ものを思ふ人の心を白波の洗ふ千鳥のあとぞかなしき
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