夏恋のお気に入りの歌一覧
大野 冨士子
中之島 見上げるビルの根元には 黒い異臭の ニンゲンが寝る
13
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大野 冨士子
長雨の空の隙間の階段を 降りてきたのは 場違いな蜘蛛
14
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大野 冨士子
小春日は立冬過ぎの話だで 小春おばさん 陽水だっけ?
10
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大野 冨士子
やってもた喋っちまったトランプマン あたりまえかな 大統領だ
14
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大野 冨士子
毎日を趣味に費やす贅沢は 羨ましいが 哀しくもある
31
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大野 冨士子
何かしら良いことのある予感には 妻の笑顔が 不可欠らしい
252
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秋日好
表現に重きを置いた氷上のエキシビションから目が離せない
19
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大野 冨士子
斜の傘マナーの前にお相手に 譲る気持ちが 自然の流れ
35
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大野 冨士子
脅迫の要件知らぬ素人が ネットで犯す 全部拿捕する
27
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灰色猫
バスルーム排水溝に消えてゆく一夜限りの恋の雫が
18
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灰色猫
オルゴール開いてみれば君のようもう恋しくてもう聴けません
23
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灰色猫
ふたりして子猫のような鳴き声で夢見る夜に辿りつけずに
17
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大野 冨士子
招いても睡魔は来ないスイマせん 眠れぬ森の 昌子はわたし
41
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大野 冨士子
その業は天知る地知る地獄知る いやその前に 衆人が知る
66
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大野 冨士子
君の胸をそっと掬った手のひらに 火傷のような 嫉妬が宿る
59
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大野 冨士子
小雨落ち少し潤う山嶺を 割いて道路は 海の町へと
64
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サヤ
架かるとき綺麗な音がするんでしょう?彼女は手話で私に言った
24
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灰色猫
午前2時勝手に開きゆっくりと勝手に閉まるドアのミステリー
16
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まあさ
この夏の 悲しみ弔う ように鳴く つくつく法師を 聞く日暮れ時
25
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サヤ
冷たくて白くて硬くなった君 僕は最後のくちづけをする
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