俊昭のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
澤山の命をゐただく私逹その命以上燃えて生きよう
10
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光源氏
さびしさに堪へたる君が宿りにはただ細やかな花の夕顔
15
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詠み人知らず
角盥うつせぬ星を知るや君いとなみはるかに浮かぶ梶の葉
20
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桜園
青田わたる風に吹かれて歩く道翻り飛ぶ燕なつかし
13
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風蘭
のみこんで吐き出しきれぬ塊を母に怒鳴った声に目覚める
21
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もなca
ひととせをあなたは待ってくれますか 永遠とかを信じたい夜
18
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あまおう
見上げては幸せと言う言の葉の舟に乗りたしきみの手を取る
19
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恣翁
窓開けて涼貪れば 秘めやかに 共寝の香り 残りたるかな
33
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もなca
ページ繰る静かな君の指先がふと止まるたび気になっている
21
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あまおう
夕立になぞらうつもりの悲しみが降り過ぎちゃってぽかんとしてる
21
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詠み人知らず
雷鳴はひっきりなしに訪れて時代の変化 予感させる夜
10
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浅草大将
円柱にまなこするどく大天使槍折れてなほ我がむねを刺す
14
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光源氏
ひそやかに消ゆる思ひの戀なれどせつなく光る闇の螢火
19
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桜園
ほりたての馬鈴薯煮込みし肉じゃがは秘伝のたれいれよそになき味
16
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風蘭
歌うたの過ぎる季節の移ろいを手繰りよせれば色づける日々
21
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詠み人知らず
八雲立つ出雲のぞみし道なれど迷ひて久しき玉藻なす海
24
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詠み人知らず
まなかひに青底翳なる闇のあり紙の白きに消ゆる水茎
16
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風蘭
しあわせは茄子を甘酢で炒めては冷やして食べる喉越しのよさ
18
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恣翁
襷掛け 水を打ちたる うら若き 老舗の仲居 美しきかな
26
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詠み人知らず
九州に 親戚いる人 会えば問う大雨被害 大丈夫かと
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