コーラのお気に入りの歌一覧
もなca
初春の母をかなめに食卓を皆で囲めば始まる新年
7
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詠み人知らず
十字架を背負い投げして生きて行く そんな不遜な人になりたい
26
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詠み人知らず
アトムにもスネ夫にさえもなれないで それで充分いきているから
14
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恣翁
人柄の奥床しさを偲ばする 君の口調と吃り癖かな
34
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紫草
冬の日の光をそっと集めしか日だまり色の檸檬はたわわ
23
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詠み人知らず
一列がみなケータイを弄るなか 新書を開く吾はフツーだな
11
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恣翁
夜の底に 見知らぬ顔の湧き上がる 鏡の中に沼気のごとく
23
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紫草
起きぬけの喉下ってひたひたと流れて満ちる冬の井戸水
17
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詠み人知らず
ねじ山が一つずれてる新年の ある朝壊れる吾のゲシュタルト
8
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詠み人知らず
難解な単語ならべて捏ねまわし 何だったんか分からなくなる
15
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小林道憲
まどろみてふと見し夢はいつしかの冬の夜の雨下京の雨
23
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紫草
いいわけの手紙を書けばさびしくて遠景けむる一月の雨
37
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からしニコフ
ポケットにいれて忘れたカイロさえ振ってほぐせば温くなるのに
5
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詠み人知らず
心から愛しているというときは 大抵あなたテレビを見てる
17
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からしニコフ
浮遊せし私のものでない言葉すくって捨てるすくって捨てる
7
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南 瑠夏
人生はさよならだけと知りながらクリスマスローズに水をやる朝
4
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詠み人知らず
雨粒は塵をたっぷり含みつつ あしたの空を紺碧にする
19
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紫草
一瞬に人の情けの嘘まこと見分けてしまうきみの哀しみ
25
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詠み人知らず
笑点のおどけた曲が聞こえくる 微動も見えぬ妻のベッドに
13
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遠井 海
編むという行為は呪い マフラーは邪気を孕んで伸びていくのだ
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