あまおうのお気に入りの歌一覧
助平小町
蝉共やいつしか雨に溺るらし いとど怪しき静かなる夏
3
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ミツ子
こわいのです 夜がくるのも日が昇りまた一日が はじまりゆくのも
5
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ミツ子
さみしい あまやかして 味方でいて どうか 見苦しい私をゆるして
5
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ミツ子
そしていつか独りで目を閉じるとき私はわたしをほめるでしょうか
7
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ミツ子
さようなら せめて大きく手を振った せりあがる声は言葉にならなくて
5
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桐生賄
今度こそ 髪を伸ばそと 思ったが この暑さには 勝てずに切って
15
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高松 蓮
呼吸器を 見えない腕で 締め上げる 気圧という名の 魔物が棲まう
2
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林林
「無事帰り着いた?よかったじゃあバイバイ」ありがと聞かず電話は切れて
22
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千映
バス停の屋根に四羽のヒナ燕親の帰りをもどかし気に待つ
18
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灰色猫
名も知らぬ花には名前を付けましょうあなたを想う花言葉添え
26
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灰色猫
ささやかな野の花集め花束に空に掲げて君へと届け
37
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灰色猫
恋愛の温もり宿すスマートフォン雨降る夜に抱いて眠る
35
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野々花
リビングの涼しい場所を知っているなつの隣で新聞を読む
17
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野々花
草原の涼やかな風受けとめて静かに静かに 君が微笑む
10
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野々花
迷惑で片されるかなおばさんがあなたが好きと言ったところで
13
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野々花
寝坊助な朝顔たちに水をやり花殻摘めば朝日が昇る
14
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野々花
折り鶴に息吹き込めば飛べそうな朝の涼風君住む街へ
19
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只野ハル
介護とは悔悟伴うものなれば今日の終わりにビールで誤魔化す
19
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只野ハル
ホーローの松山容子のボンカレーの看板の縁が錆びている
14
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只野ハル
18、19の風は吹いたのだろうか吹いたとしたらどちらを向いて
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