菱谷真青木のお気に入りの歌一覧
市川ありさ
擦り傷と切り傷ともに癒えていく歌えなかった恋または愛
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市川ありさ
どうしてもあなたじゃないと駄目でした私は欠けた茶碗を洗う
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佐藤晴
さよならの響きに思う永遠ともう何度目かのこの世の終わりと
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佐藤晴
桜にもはなびら掬うその手にも葉脈じみたあかが在る春
4
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佐藤晴
超速攻瞬間冷却真空パックされた危険物扱いの恋
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おかき
弾丸が降りしきるよなビル街を傘もささずに走り出せたら
2
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木綿
天国の名を持つ海も夜になりただただ黒い空間となる
10
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木綿
「寂しい」と言ってしまえば人間に戻れない気がしてクッションを抱く
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キノシタサトル
線路から声がきこえることがある(好きなタイプの声じゃないけど)
4
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キノシタサトル
よくできたロボットですねスイッチはどこなんですかこれつめたくて
3
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キノシタサトル
おわりからふたつめのとき住んでいた家はいまでものこっています
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キノシタサトル
雨粒のひとつひとつに顔がある どれもなにかを悲しんでいる
5
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キノシタサトル
夜になることに慣れない夕焼けの長くて長くて長いためらい
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キノシタサトル
(既に在るものは在り無いものは無いけれども常に輪郭がある)
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キノシタサトル
夕暮れの空からこんな声がする(そろそろ麻酔が切れる頃です)
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市川ありさ
天罰はくだるでしょうかその時はその時だねと笑うふたりに
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市川ありさ
この先に光と呼べる道はなくあなたの空の晴れ間をおもう
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たえなかすず
極細の銀の指環を新宿の駅に捨ており 改行、春
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木綿
乱暴に傘のしずくを振り払いなにかを殺した春の雨の夜
10
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葵の助
たわむれにシロツメクサを載せられたまま植物になる女の子
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