もぢずりのお気に入りの歌一覧
松本直哉
遠賀川ゆたにながれて音楽のごとくながれて響灘へと
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松本直哉
悲しみも怒りもなくてただ孤独幾光年のはてのしづかな
8
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紹益
空の色 海の色にて 染め上げし きりりと結ぶ 青い鉢巻
26
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すばる
向日葵は変わらず綺麗に咲いている 二人の夏も 一人の夏も
22
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小林道憲
わが村の小道の先に家ありて 青き山々煙立ち行く
26
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紫草
薄明のしじまに聞こゆかなかなのあやうきところへ誘いし声か
23
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恣翁
背の笠に夕陽を浴びて 青山に帰りたるかな 僧形一つ
26
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みなま
おはようを言いおやすみと明かり消す 写真は返事くれないけれど
20
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詠み人知らず
淡きことアガパンサスの花のごと遠く慕ひてゐたき人かな
12
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村上 喬
この道を左に行けば約束は「あの日」のままに置き去りのまま
17
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斑鳩入鹿
美しきことを探して生きている我が命綱我が息吹なり
3
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詠み人知らず
天空の高みより雨降るごとく不可視の雲雀さへづりやまず
6
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詠み人知らず
それっきり帰ってこない末っ子の 運動靴の底の薄さよ
20
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恣翁
出稼ぎの家々なるか 戸を閉ぢて 水仙の庭に鶏鳴くばかり
60
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詠み人知らず
永年に渡り苦しめられてきた目の上たんこぶ取れてかろやか
12
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風琴猫
近頃は夢の中でも透明なあなたを必死で手繰り寄せてた
2
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風琴猫
たかく遠く いつかそこまで とどきたい すずしい目をして きっと待ってて
2
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詠み人知らず
戀といふとどまり知らぬベクトルをヒトのからだで背負ふせつなさ
12
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詠み人知らず
吾を見る猫の目暗く悲しくて 何時からこんな暮らしになったの
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詠み人知らず
路ゆけばいつも気になる柚子の実の葉陰に覗く空の青さよ
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