のんぼうのお気に入りの歌一覧
小林道憲
涼風は日暮れ時から強まりぬ 鐘の音ひときわ響き渡りて
15
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小林道憲
露に泣く庭の千草に光さし 心悩まし秋になりけり
11
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小林道憲
さくさくと沓の音のみ響きたり 神遷るらし闇の静けさ
63
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夏恋
君は逝き猫の町へと消えたのだ文字通り棲む世界が違う
13
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夏恋
そこここに君の気配を探る秋君はわたしを探さぬだろに
21
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詠み人知らず
守ります生き霊としての立場から 貴方と貴方のお子たちのこと
9
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詠み人知らず
足下でぼりっと嫌な音がして 買いに走ろう新式めがね
6
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inosann
他に見合う仕事が無いからしがみつく定年までの止まり木みたいに
17
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inosann
人生を決めてるようで決めて無い決めて無いようで決めてる自分
15
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inosann
「人はみな宇宙と言う名の籠の鳥」と想いつつすする夕餉の味噌汁
13
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紫草
遥かなる秋の高空望みしか真紅のダリア花を傾ぐる
10
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紫草
行きずりの茶房の壁に掛けられた誰その絵から風が吹き初む
12
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恣翁
家族だに思ひ出すまじ 逝きたらば 遺りし形見に偲ぶ以外は
17
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小林道憲
つぎつぎと親しき人のみまかりぬ 夜の秋雨 降り止まずして
17
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どるちぇ
六月の海を瞳に宿す人あなたのためにわたしは生きたい
27
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どるちぇ
短夜に月下美人は咲きにけり 痛い 恋しい 嫌い 逢いたい
32
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文麿
短くも樂しき日々の過ぎ去りしここに憩ひしことに感謝を
24
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文麿
立ち上るきらめく泡のどこまでも君が不在を埋めてはくれぬ
12
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夏恋
霧の夜あなたの城が現れたやっと見つけた幻の町
7
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夏恋
あの人もこの人もどこへ行ったのかまた会うことも有るのだろうか
10
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