yukinagaのお気に入りの歌一覧
光源氏
殘りたる娑婆の岸辺の端舟のうちてしのぶる袖のしがらみ
8
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恣翁
老い果てば 悠々自適に暮らしたし 然れば我こそ 恣翁と名乗らめ
18
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光源氏
旅のつゆ今宵ばかりと見つるより深山の風にまよふさをしか
9
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あそびくも
喧嘩する度に投げてたティファニーの傷の数だけ築けたきづな
27
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風蘭
もう二度と行くことはない並木道桜舞う空見事な青で
18
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トノゴジラ
吾の問ひに返す母の言の葉は明瞭なれど答へにならじ
4
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さる
咲き遅るわが庭の梅小さくて一つの枝に紅白の花
13
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恣翁
啼く鳥に夜明けを覚り 仄白む 障子の色に 晴れたるを知る
26
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光源氏
あはれなる空をながみてうらむればまた散り急ぐ梅のわななき
10
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あそびくも
美しいものを素直にいとしいと言えるこころをただありがとう
25
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風蘭
膝に乗る丸い毛玉の温もりと一緒になって春に溶け込む
13
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光源氏
色めきし花の衣にいざなはれ尽きせぬものを春の夜に見む
22
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紫草
馥郁と梅の林に立ち入れば心無となり清淨となり
12
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恣翁
臆病で怠惰な君は 閉ぢ籠もる 居室の中の探検家なり
47
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あそびくも
朝まだきほの白みゆく暁の雨は今日の始まりを洗ふ
15
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光源氏
御明かしにたふとく浮かぶ霊験はかかる宿世に導き得する
7
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光源氏
はつがすみ無き世に渡る川並みのつらき思ひを洛陽に臥す
12
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光源氏
心寄す契りにゆらく藤袴通ひの文に恥ぢらふばかり
13
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光源氏
いびつなる広大無辺の此の海で内なるこゑに耳を澄ませば
12
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光源氏
果てしなき前世に生をうくる身にまた繰り返すむろの定散
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