もなcaのお気に入りの歌一覧
へし切
七月の夜はあやなし独り身の月影さやかふたたびに満つ
27
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夢士
気配りの麦茶いただき元気出ず浮かぶ氷も麦茶なりけり
21
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夢士
野の草の香りに寄せてうた詠みぬせんにんそうの白き花束
17
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夢士
夕立の去りて夕焼けの彼方より盆の太鼓の大和のリズム
19
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恣翁
桟竹透かし 差し込む乳色の月に 追わるる普請場の闇
15
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恣翁
草の上を足で払へば 月光の雫 辺りに飛び散れるかな
27
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風花
間取りから景色や気配の甦る荒間格子の戸の懐かしき
19
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風花
燃え尽きた蝉の躯は還れないコンクリートの上乾き行く
25
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詠み人知らず
名月や君も何処で眺むると思えば楽し独り居の夜も
24
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詠み人知らず
大人には辛い陽射しも水浴びる子等には嬉しプールの日かな
17
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詠み人知らず
息してる君の隣のスペースに 片肘ついて 寝そべる幸よ
24
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都詩
採れたての胡瓜を酢味噌和えにして会話の弾む父母との夕餉
24
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コーヤ
昨日でも明日でもなくこの瞬間の言葉紡ぎが喜びになり
27
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千映
暑くても 煮物食べたい 高齢者若干三名 満足の夜
13
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矢車菊
朝焼けが美しかった 醒めかけたあなたの夢をのぞいたように
15
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まぽりん
昨夜の雨むすぶ葉ずゑの玉露に紐や解きけむ朝顔の花
26
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詠み人知らず
先生の草笛聞いて悲しくて 死ぬってことが 分かりそうなの
15
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まぽりん
甘葛をひと匙かけば削り氷のあはに溶けゆく長瀞の夏
27
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あまおう
リビングを ミントグリーンへ 模様替え 人魚姫さえ 招けば渚
32
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あまおう
朝イチで エアコン入れる入れないで 罪悪感と 闘ってる夏
35
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