もなcaのお気に入りの歌一覧
みなま
差し伸べた指すり抜ける月光のあなた私を見つけてください
10
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詠み人知らず
朝方のごみ収集所 重なった 袋に家の 事情が透ける
18
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紫草
夜の更けにきみの臥所に手を入れてつかんだその手はただあたたかし
14
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詠み人知らず
さわさわと吹かれて騒ぐ草々に 同期している 四月の歩行
18
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へし切
夕暮れの道辺に白きハナミズキ見つめて想ふ君が面影
30
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麻
折り紙の花の祈りをかの地への思ひ込めつつ明日に結ひてむ
23
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デラモルテ
薄青の春の夕暮れ濃さ増して綺麗に輝く上弦の月
19
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美津村
君に会ふためらひありてヒヤシンス匂ふ花屋の角曲りきぬ
20
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恣翁
春の夜の 電柱に降る霧雨に 君の死顔 思ひ出しをり
25
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林林
午前四時ハムスターたちに見つめられこっそり煮干あげてる夫
19
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麻
鞆の浦しほの満ち引き待ちわびて浮き草からむ舟に酔ひたり
24
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河のほとり
うぐひすのただわびしらに鳴くけふはさくらをまぜて春雨のふる
16
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へし切
うつりゆく花のゆくへは風まかせ川面にうかぶ花筏かな
28
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コーヤ
光り射し目映きみどり茶畑のかすむ遠くに白き富士みゆ
25
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詠み人知らず
薄すぎず濃くもないから心地よく くるまっている 君のきもちに
24
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もなこもち
この川が海へ続くと知った子は葉っぱの舟をいくつも流す
20
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麻
小倉山さみどりの木々かきわけて鹿の子まだらに咲く桜かな
24
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麻
白鷺の大振り袖に花霞たち籠めたりし姫路城かな
16
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麻
雨上がり煙りわたりし草原に恋しき人の影はゆれつつ
25
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矢車菊
つぼみとは祈りのかたち またひとつ願ひの花が咲きますやうに
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