遠井 海のお気に入りの歌一覧
みやこうまし
幾ばくの余生のあらん 老い呆けの兆し無きかと人に問うやら
15
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吉奴十三世
湯の街をそぞろに歩むをとめらの 湯あみの姿しばし想はむ
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詠み人知らず
死んでゆく事の怖さより生きてゆく事の厳しさが遥かに上だ
15
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祐鈴
幾年を歯医者のロビーで乗り越えたラッセンの絵をにらんでおりぬ
4
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詠伝
裁ち鋏シャキシャキ「浮気は文化だ」と宣ふますらを去勢せむとや
8
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ハル
「マヨラーとアムラーってちょっと似ているね」アスパラガスが似合うとことか
7
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律
すれちがう、その瞬間を待ちわびて 遠回りする移動教室
11
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へし切
漂ふて群れるを嫌ふ若き者 ネットの海原ひとり呟く
15
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三寅
めめといい 我が眼を覗く 吾子の目に 映る我が顔 母の実感
11
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いちにのパッパ
お医者さんごっこをだいぶ楽しんだこのあと予防接種へ向かう
2
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へし切
沈沈と凝る寒夜は蹲り 妻を想ひて夢路をたどる
24
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みやこうまし
「長生きはするもんですよ」と語る人羨ましく見る 人の幸せ
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みなま
愛しいはかなしいとよむこともある納得できる己がかなしさ
13
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へし切
君知るや支持率上り傲慢に 苦き過ち民は忘れじ
12
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せいか
家電ひとつ壊れただけのことなのに なんなんだこの孤独な夜は
9
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薫智
しかめ面しているとこも好きだって思った末期症状俺は
5
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午
地球さん引力すこし減らしてよあたし三日も床から立てない
2
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みやこうまし
銀杏の葉散るギリギリの一瞬に黄金と燃えぬ 畏れ拜せり
11
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詠み人知らず
肉体の思ひを筆に託しつつ原始メールの手紙を書きぬ
2
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祐鈴
「悪い子は、ソリから川に捨てられる」ウチ来るサンタ、まるでなまはげ
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