しづくのお気に入りの歌一覧
ねこめ
首すじのにおいがなじむ距離にいてなお掴めない君の本心
7
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市川ありさ
散り際の桜並木はみどり色あなたを忘れられずにいます
8
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紫草
誰れ住まぬ荒れ屋の庭で木蓮は咲くよろこびの極みを見せり
20
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市川ありさ
何も言うことがなくてもメールして明日の天気を教えてあげる
9
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小山 薫
散り初めの桜はなびら拾う君その手うつくし白く儚し
3
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恣翁
妄想は 満腹知らぬ胃のごとく 更なる刺激 求めて止まず
19
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七色コイン
不可思議な魔法の気持ち知るならば エルドラドにも行けてしまうの
9
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風蘭
噛み終えたチューインガムを捨てましょうそこにはすでにシアワセはない
11
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悠々
肉聲が聽こへるやうな歌を詠めアタマで詠むなカラダで歌へ
16
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ふかふか
寒いので 椅子に正座で ふるえていてもチョコレートだけは 良いことを言う
2
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ふかふか
あのむすめ 全部を君に ゆるしつつほんとは誰も 赦してない目
2
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桜園
早朝に赤き風船ただ一つ庭に落ちゐる誰が飛ばしや
10
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かぐら
線路から伸びた白線ふみつけて桜が渡りすべてを失くす
3
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葵の助
時を吸い上げた花びら空に敷く 心の端を畳んで載せる
5
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れお
君が右 僕が左にいることがふたりのかたちになる散歩道
7
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はな
ひとりよりいろんなとこが痛いのになんでいっしょにいたいんだろう
19
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市川ありさ
この愛が砕けて星になるまでは神様よりも君を信じる
8
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魚住 蓮奈
きみの手がゆるりと肩にまわされてようやくわたし花束になる
33
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あそびくも
つぎはどの別れの袖ををすすぐのか頬をかすめる優しい雨は
19
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詠み人知らず
同窓会で好きだった女性の横におり 「好きだった」とは言わない美学
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