詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
沙久
落ちて行く深くえぐって辿り着く 海底で今はただ目を閉じる
20
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沙久
通らなきゃよかった君を見るために やけに近付いて話するのね
17
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灰色猫
曇天の色を帯びたるゆりかもめ風上を向き春雷を待つ
32
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石川順一
断腸の思いで断る冬ぬくし断る事も命がけかな
15
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石川順一
粘膜がやられた舌を持って居る冬の雨かな春の雨かな
12
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石川順一
どん兵衛はクリームパンやカレーパンサンドイッチと相性合うのか
13
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滝川昌之
「桃ですか?」 陽向に出した鉢植えを 見止めてくれる探梅の人
29
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滝川昌之
代休に寝てればいいのに早くから映画に出かける子のエネルギー
17
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まあさ
幼子の 如く季節を 語る夫 去年の二月の 寒さを知らず
30
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まあさ
読み聞かせ していた頃を 思い出し ひとり静かに 眺めるスイミー
21
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沙久
どんな自分でも毎日向き合い闘う これも大事な自分の仕事
25
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沙久
いつぶりかダッシュしたのは「行かないで!やっと見つけた!神様どうか!」
22
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藤久崇
み影満つ 空に添うごと 白梅の 今日里辺にも あな匂うかな
18
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藤久崇
ほのぼのと 温みし川に 水鳥ぞ 頭潜くる 春は愛しき
23
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まあさ
二年間 待ち続けていた 続編の 出版予定日 知った立春
14
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まあさ
一日も 欠かさず歌を 詠み続け 数えてみれば 今日百日目
25
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まあさ
上司より 福豆いただき 夫笑う 年の数には 足らぬと笑う
25
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リクシアナ
福神は北北西の季節風 屋根の風見が向き変える夜
25
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リクシアナ
氷紋の結ぶガラスに指あてて遊びの梅花さかす北窓
29
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石川順一
二重顎気に成り出して写真撮る残雪の地でイチゴ食べれば
19
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