とまとのお気に入りの歌一覧
木綿
ぎこちないピアノの音はあたたかく 春を含んだ空気を揺らす
6
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木綿
時が経ちはじめて気づくこともあり恋の終わりを決められずいる
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うさぎ
右側にあなたが座り笑ってる 夢の中で夢だと分かった
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詠み人知らず
お互いに日々少しずつ老いながら 行ってらっしゃい お帰りなさい
171
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高島津 諦
「大丈夫、きっといいことあるよ」って他人にだったら本気で言うのに
6
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のんぼう
ぶり返しチクリと痛むほろ苦さ 忘れかけては病のように
6
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のんぼう
当分は会わない メール送らない きっと時間が良き治療薬
3
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いり子
女子力と名付けることで優しさや気遣いの価値が下がる気がする
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いり子
あなたへの気持ちに名前つけないで抱えていくことそれが愛かも
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たそがれ
未来から 夢が剥がれていく様を 何も出来ずに眺めて泣いた
4
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あぐね
本当はヒールの高い靴が好き秘密にしてる別れるまでは
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ハル
自販機の缶コーヒーを握りしめ暖かいよと手を握られる
6
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市川ありさ
人柄をほめられるのはせつなくて君は私を強欲にする
4
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ゆうひ
ひねくれてねじれ絡まるコードには内を流るる熱き電流
4
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ゆうひ
みずいろの空のニセモノっぽさをきみと共有できた八月
3
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市川ありさ
すれ違う国道沿いのまるい風あなたを愛さなくていい日々
7
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まがね
鏡の中君はますます老けたけど心の中の僕はまだまだ
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光源氏
惑へどもかひなき舟にすべはなし流れにまかす夜の賀茂川
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大足
すこしだけぼくら詩とかを知っているからほんと最悪な日にはならない
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由良
夜は、そう、怖いんじゃなくてまた別の世界が口を開けているだけ
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