とまとのお気に入りの歌一覧
いちにのパッパ
四歳の書きし文字たち読み解くは考子楽者の我のお仕事
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工藤 琴子
勝たなくていい勝負ばかりある世界 負けず嫌いでほんとにごめん
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アンリ ミネ
デパ地下のジャム瓶たちは永遠の果実になって整列している
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山本左足
春だった 夕暮れだった 雨だった 「大好きだった」 それだけ言った
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そらの珊瑚
とりあえずキリトリセンを入れてみる 別れ話のリハーサルとして
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花鳥風月
真夜中に温い布団に包まってサイレンはもう向こうに消えた
7
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たかなしゆり
暖かな日差し 眠たい五時間目 微分積分 あと二十分
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只野ハル
知っている街の知らない屋根の下君は元気でいるのだろうか
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沙羅
退屈な夢のつづきは永遠に時計回りにまわるのだろう
7
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本間紫織
「最近、恋はじめました」を匂わせて ひと巻き上げたプリーツゆれる
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ジュウイチ
コンバースの右の紐はほどけたまま遠ざかるヒールにはまだ間にあう
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たかはし
巣立ちの日サンガツツイタチ木曜日サヨナラと泣き またねと笑う
5
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花鳥風月
さっきまで楽しかったね 嘘みたいこんなにもろい世界だったの
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本間紫織
聞き分けのいい子も飽きて憂鬱をビビッドカラーで塗りつぶす朝
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たえなかすず
JR渋谷駅前エメラルド・レインきみだけ違う匂いだ
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木綿
あんなにも欲しかったはずのルイ・ヴィトン今ではただの誰かの名前
5
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詠み人知らず
その人は涙をながす。一日の端っこにある夕暮れを見て
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宏理
午前二時そっと外したイヤフォンの漏れる音響 闇が吸い込む
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しづく
ほんとうは可愛く飾るのは苦手そっけないかな、と絵文字をひとつ。
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市川ありさ
来月は少女マンガを読みあさりサーモン色のスカートを履く
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